風化風葬

つたえきれない

きらめり

最近はよく人に会って、よく話している。楽しい。人それぞれの思想があって、行動の理由や、思い描く先々の事なんかを聞くのが楽しい。同じ考えの人はいなくて、話を聞くたびに自分の考えにも気づかされる。その瞬間にそれはそれはありがたい時間を戴いていることに気づき、ひたすらに感謝の念。みんなのことが好きだ。どんな人にも思想がある。向かっていく方向と向かうための足を持っている。なんでもかんでも人それぞれ。ステキな世界だ。自分に自信があるひとないひと、そのひとにとっての世界の範囲、キラキラしているひとの翳り、うつうつしているひとの微笑み。なんでも好きだ。とくに人間らしい人間がとくべつに好きだ。べらぼうに。

とある友人と話して、ひとつの決意を固めることにした。創作。秋までに。ひとりで何が出来るのかを知りたい。自分らしいものを、誰かの単純な真似でなく、自分なりにつくる。そのためにも、まだまだ多くのことを吸収していく。学校が始まる。就職活動もつづく。ヒントを拾いに街へ出る。旅に、出る。その友人と話すと、なんとなく自分の中のくしゃくしゃの毛布がキレイに折り畳まれるような、角と角をぴっちりと合わせて、ほーっ、と息をつけるような、安心感と前向きな心持ち。安らかな空気だ。いつも感謝している。彼女の言葉が、たくさんの人に届くといい。きっと惹かれる。

SAKEROCK / KAGAYAKI