風化風葬

つたえきれない

2014-01-01から1年間の記事一覧

リバプールのバ

演劇を観ると思想が、思想が沸き立っていろいろと考える。人間がそういうことを人前で演じて披露しているという点が既に面白いし、脚本や演出の趣向によって観る側が完全に「見させられている」という点もいい。自ら選択して観に行っているのに、劇場に足を…

ばたばた

死にたいとかなんだか殺したいとか、ふつふつと誰にも向けられない感情湧いてくるし諦めたりもがいてみたり、隣の芝生はいつでもフカフカ真っ青で私のボロ畑は雪にうずもれていてこの差を、この差を埋める方法なんてあるのだろうかな。私は生きてたい。

まちあわせ

何日かおきに、アクセスが来ている。ひさしぶりにこのブログを開いて、まだ見てくれている人がいることに驚いて、でも誰だかわからないその人に向けて書くのもどうにも面白くないので、やっぱり自分に向けて自分の言葉。内向き内心吐露手帳、今日はたまを聞…

ひしひしし

過ぎ去ったらもう古い。常に一瞬は一瞬で、飯くって、ねて、おきて、いつか死ぬんでおわり。その間にどれだけもがけますか?わたしはいつももがくことを考えてばかりでもがいて居ないのかもしれない。動け。どんなにこの足がひ弱で速く走れなくて自転車も漕…

屑音楽

スカムミュージックを知った私はもう新しい、ひとつ手に入れてそれ以前の自分を失って見方が変わってもう新しい。下手であること、ゴミであってクズであってそれで伝わるものもあるということ、上手がイチバンじゃないってこと、もう一気に身体の力が抜けて…

だーだー

天気がぐずついている。私もなんだか、生活奮わない。バイト先の非常階段の死ぬほど汚かった床が死ぬほど綺麗になっていて、あんなにドス黒かったものがこんなにも消えるものなのかと、拍子抜けしてしまうくらい。わたしもこれくらいごっそりと、綺麗に変わ…

ぽつ

なんだかんだの慌ただしい日々で、いつの間にかいろんなことが変わっていたり。切なくて、やるせない。好きな人間がひとり、どこかに行ってしまったようだ。またひとり、ひとり、咳が止まらない魔法にかかっている。決して風邪なんかじゃなくて、魔法のほう…

ぶんぶん

また長いこと文章を書かないでいた。いつも私は何かに触発されないと書けない人間だ。しかし逆に言えば、何らかのテキストに触発され続けていれば書き続けることも可能なのだろう。今日のテキスト:ウェブライターよ、なぜ君たちはこれほど文章がヘタなのか…

紙をひく

のびた爪をパチパチと切る。毛羽立った絨毯の上に紙をひいて、そこからはみ出さないようにそーっとそーっと切る。ときどき紙をゆすぶって、真ん中に切った爪を集める。右手右足、左手左足まで切りおわったら紙をくしゃくしゃと中心に向けて丸めて、中身がこ…

トボ

何かを急にやめることは難しくて、無理をすれば大きな反動がくる。体が応えられなくなる。それでも直感は、自分の直感は信じてあげたいと思う。思い立ったが吉日なんて言葉があるように(急がば回れとか果報は寝て待てとかもある)、思うことと動くことのスピ…

インフム

近ごろは、あまり、特別な曲を聴かない。どろどろで気持ちの悪い変拍子やらエフェクトのかかった人工音やら、全く嫌いじゃないのだけれど。なんだか拘ったり、偏ったりすることに飽きてきた。ストレートな歌詞、力強い歌声、まっすぐな音楽。ジェイポップで…

ドイツの日曜日

ドイツが好きだ。行ったことはない。言語が好きだ。すべてのものに性がある。中性名詞なんて存在がたまらない。身近な単語の性を調べるだけでハッとする。好きなものが女性名詞だとなんだか嬉しくなる。スカートが男性名詞だったりして歴史のニオイを感じる…

つかむ

なんだか目が覚めた気分だ。なにかを悟ってしまったようだ。そしてやる気は削がれている、布団から出られない時間が過ぎて行くけれど、それもきっと天気のせいで、だれも悪くなくて強いて言うならお天道様が徒らに雨を降らせるのが悪いのか、最近は自分の感…

きらめり

最近はよく人に会って、よく話している。楽しい。人それぞれの思想があって、行動の理由や、思い描く先々の事なんかを聞くのが楽しい。同じ考えの人はいなくて、話を聞くたびに自分の考えにも気づかされる。その瞬間にそれはそれはありがたい時間を戴いてい…

いくつ

3月28日、久しぶりの葬式。最愛の祖父が死んだ。儀式は重たくて苦しくて、しかし何かが救われるような感覚。お経が心地よく、いつか私のために唱えられる瞬間が来るのだろう、と遠いか近いかわからない未来に思いを馳せた。すべてが終わって、落ち着いて、久…

カゲリ

大きなことがあった。私は私の責任。この先どうなるのかなんて誰にもわからないし、どんなにわたしがあれこれ考えても誰かがどこかで歪んだ言葉を受け取ることはいつになってもなくならない世界の悲しみだ。どこかの誰かに私の言葉が歪んだまま届いてしまっ…

感覚よ

鏡にうつるものが、ウソだと気づいたときの、あの感覚よ、どこへ行った。ひとの言葉がうらやましく、至極簡単に触発されやすい性格。わたしもなにかしたい。わたしもあの子が持っている、バスのおもちゃが欲しい。でも、ちがうものも欲しくて、生来のわがま…

二回くりかえす

どこどこ、ばしばし、するする、ぬたぬた、きらきら、つとつと、ふやふや、二回くりかえすとなんでもできる気がする。ついつい返事をするときにも「うんうん」「そうそう」なんて具合、いつもいつも同じことくりかえしている。意外と嫌いじゃなかったりする…

ぬのぬ

布が好きだ。iPhoneケースは二代に渡って布張りにした。布のトートバッグが好きだし、ハギレ収集欲もあるけどいつも押し留めているし(使い途がないから)、布みたいに素朴で飾り気がなくてなんでも出来そうな音楽が好きだし、夏にはそのままで冬には長袖を重…

とばっこ

右手の指がタバコくさい。それが想像以上に不快で、やっぱりなんだかんだ私はタバコ吸えないのかなあと思う。タバコは憧れだ。あの人のタバコになりたい。タバコの煙がくさいのはいいけどユビサキから煙草の匂いがするのはいただけない。ただバイト先で灰皿…

ずんずん

カッサカサの、パイと銘打ったお菓子を食べながら、ダイナマイトに火をつけたい、ボガンボス聴きながら、宅配便を待っている。相変わらず部屋は汚い。でもなんとなく見えた目標、目的も、ある。年が明けてから二十日くらいは経った。あと11ヶ月とちょっとあ…